ラグタイム・ギターの鑑賞
The Entertainer - A Rag Time Two Step
Composer : Scott Joplin
Copyright : 1902
Tuning : EADGBE(Normal)
MIDI File : Download (5Kb)
Microsoft Word File : Download (44kb)
TrueTypeフォント(Wordの表示に必須) : Download (25kb)
編曲者 : H. Aoki (2000)
H. Aoki さんが初心者向けに編曲された、比較的簡単なアレンジです。スタンダード・チューニングによるアレンジで、フィンガーピッキングの初心者の方が練習するのに、丁度良い難易度のアレンジであると思います。弾かれた方は、H. Aoki さんへご意見・ご感想などのメールをお願い致します。
世間一般への浸透率ナンバー1のラグタイムです。ラグタイムという言葉を知らなくても、この曲のメロディーを知っている人はかなり多いです。屋外での演奏活動でもこの曲を聴いて立ち止まる方たちが多いです。それだけこの曲は人気があるということですね。人気の曲を弾いて、人気者になりましょう。
The Chrysanthemum - An Afro-American Intermezzo
Composer : Scott Joplin
Copyright : 1904
Tuning : EADGBE(Capo 1)(Normal)
MIDI File : Download (12Kb)
Microsoft Word File : Download (64kb)
TrueTypeフォント(Wordの表示に必須) : Download (25kb)
編曲者 : H. Aoki (2000)
H. Aoki さんのアレンジは、原曲に忠実で、いつもその完成度の高さには驚かされます。今回も本当に素晴らしいアレンジで、弾けるようになると、何度でも弾きたくなるアレンジです。
“Chrysanthemum”とは菊の花のことです。楽譜の表紙には、見事な菊の花が描かれています。AA-BB-AA-CC-DD-Cという、最後にCセクションに戻る珍しい構成のラグタイムです。テンポの指定は、Slow march tempoとなっています。
Frog Legs Rag
Composer : James Scott
Copyright : 1906
Tuning : EADGBE(Normal)
MIDI File : Download (10Kb)
編曲者 : K. Muromachi (2001)
Scott Joplin のラグのギターアレンジは多くの方がされており、既に素晴らしいアレンジが数多く存在しますが、James Scott の曲のアレンジはとても少なく、以前より不満に思っていたので、自分でアレンジしてみました。この曲は、あまり知られていないようですが、聴けば聴くほどに、弾けば弾くほどに、つくづく名曲だと思います。
編曲はなるべく原曲の雰囲気をくずさないように、またピアノの左手のリズムも保つように、注意を払っておこないました。結果として、大変演奏が難しいアレンジとなってしまいました。しかし、我ながら良いアレンジができたな、と思っています。Dセクションのコール・アンド・レスポンスの部分をスムーズに演奏するは、かなりの練習が必要だと思います。(TAB譜をご希望の方はご連絡下さい)
The Ragtime Betty
Composer : James Scott
Copyright : 1909
Tuning : EADGBE(Normal)
MIDI File : Download (10Kb)
編曲者 : K. Muromachi (2001)
以前のウェブサイトの20,000HIT記念に作ったアレンジです。それよりも前にアレンジしていましたが、このバージョンでは、フィンガリングに無理のあるところを大幅に改良して、弾きやすさを向上させています。
オリジナルのキーは、B♭ですが、Gに移調してアレンジしてあります。さらに改良したバージョンを発表する予定ですが、いつになるかは未定です。(TAB譜をご希望の方はご連絡下さい)
Grace and Beauty (A Classy Rag)
Composer : James Scott
Copyright : 1909
Tuning : EADGBE(Normal)
MIDI File : Download (9Kb)
編曲者 : K. Muromachi (2002)
お気に入りのラグなので、なるべく妥協せずにギターアレンジしたら、とても難しいアレンジになってしまいました。アレンジを作った私自身、まだまだ最後までミスなしで弾くことはできません。特に第3楽節の難しさは、まるでDave Laibmanの“Ragtime Nightingale”のアレンジのごとくです。
作り始めてからアレンジを完成させるまでに3ヶ月もかかりました。途中まで作って、しばらく放っておいたのです。初めの頃は、浜田隆史さんみたいに変則チューニングでアレンジしようと頑張っていたのですが、駄目でした。結局ノーマル・チューニングに落ち着き、現在のアレンジになりました。(TAB譜をご希望の方はご連絡下さい)
Evergreen Rag
Composer : James Scott
Copyright : 1915
Tuning : DADGBE(Drop D)
MIDI File : Download (9Kb)
編曲者 : K. Muromachi (2001)
私はこの曲が大好きで、以前からフィンガースタイルギターにアレンジしたいと思っていました。2001年のゴールデンウィークを利用して一気にアレンジしました。初めは、ノーマルチューニングでアレンジしていたのですが、途中で行き詰まってしまい、後からドロップDに切り替えました。
この曲は3小節の構成で、Bセクションが最後に再び登場するJames Scott お得意のパターンのラグタイムです。Bセクションは音の高低差が激しく、ギターにアレンジするのに苦労しました。残念なのは、ドロップDを上手に生かしたアレンジとは言いがたいことです。まだまだ修行が足らないようです。(TAB譜をご希望の方はご連絡下さい)
Creole Belles - RAG-TIME MARCH
Composer : J. Bodewalt Lampe
Copyright : 1900
Tuning : DADGBE(Drop D)
TAB譜JPEG File : Page 1 Page 2 Page 3 Page 4
編曲者 : K. Muromachi (2003)
ピアノのソロよりもバンドアレンジで聴くことの多いこの曲。以前は、ノーマル・チューニングのギター・アレンジを掲載していましたが、今回はドロップD・チューニングで全部アレンジし直しました。ドロップDの特性を活かし切れているとは言えませんが、以前よりは弾き易いアレンジになったと思っています。
近日中に本アレンジの演奏を録音したMP3ファイルをアップロード予定です。
Too Much Mustard (Tre`s moutarde) - ONE OR TWO SETP or Tango
Composer : Cecil Macklin
Copyright : 1911
Tuning : EADGBE(Normal)
MIDI File : Download (9Kb)
編曲者 : K. Muromachi (1999)
この曲は、山崎さんに教えていただいたCD「THE SIDEWALKS OF NEW YORK」に収録されています。初めはぜんぜんこの曲のことは気にしていなかったのですが、何度かCDを聴くうちにだんだんこの曲が好きになっていきました。今回、どうしてもギターで弾きたくなったので、アレンジしてみました。
男女がテーブルを挟んで向かいあっているイラストが、この楽譜の表紙には描かれています。男性の方は、皿からはみ出るほどにマスタードをかけてしまっています。女性の方はやたら頭(帽子?)が大きくてバランスが悪い感じですが、胸元があらわな服装をしています。男性は、女性に見とれてマスタードをこぼしてしまっているようです。それで、この曲名というわけです。
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